海外 欧州ウナギ加工視察

今回、ヨーロッパのウナギ事情の御報告致します。 ここ何回かヨーロッパに行く機会が有りフィンランドのヘルシンキ、オランダのアムステルダム、ベルギーのブルッセル空港で加工ウナギの調査をする事が出来ました。ヘルシンキのウナギ加工は丸の侭で頭を落とした状態で燻製にされておりました。日本人の感性では丸やぶつ切りの状態での燻製は違和感を感じてしまいます。味は燻炎材により基本的な香りが変わりますので個々の商品で大きく変わっておりました。価格は流石にウナギです。1kg当たりの価格は日本円にすると12,500~14,000円位で売られて居りました。アムステルダムのウナギは三枚卸にして完全に皮が剥かれており、オイルでアヒージョに加工されておりました。味的には中々行けました。塩味と唐辛子の辛味が良くマッチしておりました。

ブリュッセルの加工ウナギは燻製とオイル加工の両方が空港で販売されておりました。これは残念ながらテロの影響もあり時間が取れず確認が出来ませんでした。

聞いてみるとウナギはヨーロッパでは何処の空港の販売されており調理法も色々あると言う事でした。共通するのは何処でも高級品として販売されております。