山口 天然佐波川うなぎ 年内最終入荷

山口防府の佐波川の天然うなぎの今年度最終漁が完了致しました。資源保護の観点より乱獲は一切せず、下りうなぎを海に帰す事を考えております。

今回の水揚げサイズは前回よりも幾分小さめですがそれでも1kgを超えております。汽水域で漁獲しておりますので沢蟹や川海老を食べているのと同時に今回は写真の小さな黒鯛を食べておりました。

子供の頃の記憶ですが、60年前の淀川にもこのサイズのウナギがおりました。河川工事をする前の長柄橋下流で真夏に外気温が非常に高くなって水中の酸素が希薄になった時、のサイズのうなぎが浮いてくるのを鉤で引っ掛けて取っていた事を思い出します。淀川ではこのサイズのうなぎを見ることは出来ません。今は淀川うなぎも小学館発行雑誌 築地魚河岸三代目で日本のブランドうなぎとして選定紹介されております。佐波川の天然下りうなぎを見ておりますと昔の懐かしい思い出が蘇ります。