天然うなぎと養殖うなぎの違い

ウナギ屋さんや魚屋、デパート、スーパーなどで販売されているうなぎはほぼ全てが養殖うなぎです。養殖うなぎは国内で生産されるものと、海外で生産されるものがあり、国産うなぎは前者を指します。

一方、日本中の河川や湖にもうなぎは生息し、こちらは天然うなぎと呼ばれています。しかし、日本全国の流通量でいえば天然ウナギの占める割合はわずか0.3%未満、本当に天然うなぎは貴重なものになってしまいました。

現在、日本全国に流通するうなぎのうち、天然が占める割合は、わずか0.3%未満となっています。

さらに、うなぎの稚魚である、シラスウナギが乱獲のため、激減しており稚魚から育てる養殖も、難しくなってきています。そのため現在では、天然うなぎは絶滅危惧種に指定され、親である成魚の天然うなぎは禁漁期間が設けられるなど、捕獲が制限されています。つまり、穫れる量が少ないので天然うなぎの値段は、高くなってしまうのです。天然うなぎは、卸価格でだいたい12000円/kgという高級品!蒲焼きを、ネットやスーパーで購入すると100g〜200gで、2000円〜3000円200g以上だと4000円以上が相場です。専門店で購入すると、もうすこし高くなります。天然うなぎのうな重となれば、一番小さいサイズでも3000円以上・・・ほんとうに、高級品です。天然うなぎは、希少なため値段も高く、なかなか食べることができません。その点養殖うなぎは、1年中手に入ります。最近は、養殖でも池田うな智の取り扱う筑紫 金うなぎに代表されるブランドうなぎなど、天然に引けを取らない、養殖うなぎも登場しています。

美味しい養殖うなぎお手頃な値段で楽しんでみては?

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コメント: 1
  • #1

    みのり (金曜日, 20 10月 2023 09:56)

    ウナギの色が違うということがわかりました。