おこわの処理の仕方

新商品開発に着手しておりますがおこわの処理の仕方で迷っております。もち米を洗浄してから数時間水に漬け、水切りをしてせいろで蒸し上げる方法と、洗浄後水切りをしてもち米の90%の水加減で焚きおこわにするか迷っております。焚きおこわは少し焚き上がりが柔らかく仕上がります。家庭で食する時は全く問題はないのですが商品になった時に柔らかい分だけもち米が崩れます。私の知人が長く和菓子専門店を営んでおりましたので赤飯の加工ずっと見ておりましたが職人さんたちは全て高温のスーチームで蒸し上げるおこわでした。しかし技術の進歩は目覚ましく業務用の炊飯器でもおこわの炊き上げ機能が付加されており、食べてそん色の無いおこわが炊き上がります。手動で調整を入れるなら炊飯器の早炊き機能を使えばプロの仕上がりも容易にできます。量産を目指す時にはライスロボットを使い、焚きおこわにするかスチーマーを使って蒸しおこわにするか迷っております。味的には変わりが無いように思われますが単に効率のみを考えた商品作りはしたくないと思っております。使用するもち米は生産履歴の明確な山口防府産を使っていく予定です。