鰻屋の矛盾!!

鰻屋の矛盾について考えてみましょう!!

うなぎ屋さんで自分の取り扱いのウナギの産地を基本的にお決めになっていない所が良く見られます。その時に一番良い条件のうなぎを選別してお客様にご提供すると言ったキャッチフレーズ鰻を御提供されていますが、本当にそうなんでしょうか?日本で流通しているうなぎは98%が養殖のうなぎです。その大半がハウス養殖です。露地池養殖は冬になると水温が下がりうなぎが冬眠状態になるため非常に生産効率が悪くなります。本来の天然のうなぎはその状態で成長致します。それに反してハウス養殖は年中、同一環境の中でうなぎの養殖できるメリットがあります。言い換えれば同じ環境の中で年中、ウナギ養殖が出来るということは年中、同じレベルのうなぎが作れるということになりませんか?それなのにその時の一番良いウナギを選ぶと言うところに私は疑問を感じております。その鰻屋さんが提供されるうなぎは年中、その良否にバラツキがあるということなんでしょうか?池田 うな智はそのような矛盾を払拭するために同じ産地から同じウナギを皆様にご提供することを心がけております。

但し、池田うな智の取り扱いうなぎで柳川 露地池熟成うなぎは露地池養殖ですので冬期はウナギが冬眠に入るため取扱いは出来ません。